現代詩の魅力を専門家、仲間と学べる!
詩は短くとも、味わい深いものです。3人集まれば全く異なる読み方があります。戦後の詩文学を代表する4名の詩人の代表作を読み、語りませんか?
各回とも、日本を代表する詩の研究者である、西原大輔教授を講師としてお招きし、文学研究の視点もわかりやすく解説いただき、詩と向き合います。
皆様の詩の読み方はもちろん、参加者同士の対話や西原教授の解説をバランスよく交え、温かい雰囲気の中講座を開催して参ります。
詩がお好きな方だけでなく、普段は読まない方でも、どなた様でもお楽しみいただける様に運営致します。単会参加も可能です。心よりお待ちしております。
詩って難しい? 実はそうでもない!(クリックでさらに詳しい告知文の展開)
日常的に詩を読むという人はなかなかいないかもしれません。なぜでしょう? 一つには詩を味わうには少々コツがあり、それを学べる場がほとんどないからです。
もっと暮らしの中に詩を、と活動しているのが「Poetry Factory」。これまで詩を読み合う「ポエトリーカフェ」や詩と音楽について考えるバーイベントを開催してきました。そして昨年から、詩の魅力を知りたい人のために西原大輔先生をお迎えし、連続講座「戦後スタンダード詩を読む」を開催しています。そしてご好評にお応えして、3月からさらにパワーアップして再スタートします。もちろん今回初めて参加いただいてもまったく問題ございません。 戦後の難解とされることの多い現代詩ですが、綺羅星のような名作が並び、この時代の社会変動を背景にした日本人の戦後の精神史の底流を形作っています。吉本隆明、入沢康夫、吉増剛造……これらに触れずにいるのはあまりにももったいない。 『戦後名詩選3』をテキストに、著者の西原大輔先生を中心にみんなで作品を読んでいきましょう。各回一人ずつ詩人にフォーカスし講座を進めます。あっと驚く背景説明、詩を味わうコツを知れば、遠い存在だった詩人たちの内面世界が身近なものに!生き方のヒントを詩に見いだせるかもしれません。
前回参加者からいただいたお声
- 詩をじっくり読むのが初めてでも、西原先生の解説がわかりやすい!
全く初めての詩の勉強でしたが本当に沢山学ばせていただきました。未知の世界の詩が少し身近になった気がします。又講座を受けたいです。
- 参加者同士で、感想や読み方をシェアできる
・初めての参加でしたが、全員で感想をシェアしながらそこに先生がわかりやすい解説を入れてくださる形式がよかったです。以前に読んだことのある作品が新しい感覚で読むことができました、個人的にはモダニズム詩をもっと読んでみたいと思いました。
・とても勉強になりました。自分の意見を発見し発言もしやすい雰囲気が好ましかったです。先生のい人柄も良くまた機会があれば参加したいです。
- 詩の読み方を知ることができる
詩に読み方があるということが新鮮でした。スタンダード詩といえども知らないことが多かったのですが、これで少しは堂々と詩人の文章が書けるかと。話しやすく良い場でした。
- 心地よく考えることができ、2時間があっという間でした。
インプットとアウトプットを繰り返してとても充実した2時間を過ごせました。普段、自分だけで詩を鑑賞する事がほとんどなので、意見交換や他の方の考え方がわかって楽しかったです。短い時間で考察して考えをまとめる今までにない貴重な経験ができました。
講座の詳細
講座「戦後スタンダード詩を読む」開催概要
日時と会場(予定)各回土曜日15時〜17時
3月9日 高田敏子 お母さん詩人は深かった
3月23日 石垣りん 家族という恐ろしさ
4月6日 新川和江 自由の詩と不倫の詩
※4月20日は都合により中止になりました。再会日程は追ってお知らせ致します。
講師 西原大輔(東京外国語大学教授、詩人)