9月22日(日)の15〜18時に「渋谷文芸食堂〜手作りごはんでお腹とこころを満たす〜」を恵比寿の景丘の家で開催致しました。
4組のご家庭にご参加いただき、チキンラタトゥイユとシーフードピラフを召し上がっていただきました。
スタッフ含め総勢、12名でいただきますをしました。
普段は野菜を嫌がるお子様が、たっぷり野菜の入ったトムヤムクンを美味しそうに食べていますという嬉しいお声も頂戴しました。
最後には、お土産にどら焼きのプレゼントもありました。
今回の文芸コーナーではスポーツの本が並びました。話題のドジャース・大谷選手に関する本も。
食事の前後に、積み木で遊んだり、本を読んだり、スタッフと言葉遊びをする姿があり、とても嬉しい時間が漂っていました。
今回紹介があった本について
クリックで展開します。
スポーツ(ニール・ライファー写真集)/ニール・ライファー/クイック・フォックス社(1980年)/WAHAKU
古本でも希少貴重
こどもには、絵本みたいに。
おとなには、バイブル。巻末に写真毎の作者解説があり、スポーツは人間の証
朔と新(さくとあき)/いとうみく/さゆ
この物語は、事故で視力を失った18歳の兄・朔(さく)と、その事故を自分のせいだと思い、陸上競技をやめた15歳の弟・新(あき)の物語です。
朔は盲学校での生活を経て、1年ぶりに自宅へ戻ります。一方、新は自責の念から大好きだった陸上をやめてしまいます。しかし、朔は新にブラインドマラソンの伴走者として、一緒に走ろうと提案します。走ることが得意でない朔が、新と走りたいと願う姿に対し、陸上競技を真剣に取り組んでいた新は、なぜ兄がここまでマラソンにこだわるのかに戸惑います。
ブラインドマラソンは、息を合わせなければ成り立たない競技。互いの思いが噛み合わず、葛藤しながらも、事故の現実を受け止め、それぞれがマラソン当日に向けて成長していく姿は感動的です。
兄弟の葛藤と成長、そして彼らが「兄弟としての形」を模索する姿が描かれた心に残る物語。同年代の中高生、そして本が好きな小学生にもぜひオススメしたいです。今年はパラリンピックも開催されました。ブラインドマラソンというスポーツに触れてみてはいかがでしょうか? (小学校高学年向け, 中学生向け, 高校生向け)
日曜日の夕刊/重松清/新潮社/ふなよし
当日開催の子ども食堂が日曜日ということもあり、選びました。特に短編「卒業ホームラン」がおすすめです。初めて読んだ時は、国語の試験の時。号泣してそれどころではありませんでした。
スポーツには勝敗や優劣がつきものです。仲間といえば聞こえは良くても、レギュラーと控え、一軍と二軍があります。指導する者/される者の違いもあるでしょう。スポーツに関わるといつかは悩むような事柄がキュッと詰まっています。そして何度も読むうちに私の中での1つの処方箋のなっていました。人生を支えてくれた本です。何度も読むうちに、気が付けば、大人側の立場(徹夫)にもなんとなく感情移入できるくらいになりました。
他にも、逆上がりの話など、重松さんの日常の短編の中に自然とスポーツが絡んでいることに気づきました。特に、小中学生くらいの時期に読んでいただきたい作品です。
ノンジャンル
真夜中乙女戦争 / F / (みどりん)
言葉選びが美しいと思います。1度きりの人生なんだから、振り切ってやりたいようにやって、失敗しまくればいいじゃないか、と思えてくる、その美しさが分かる、そんな本です。特に、高校生〜20代の方に読んでいただきたいです。(高校生向け, 大人向け)
また、神泉薫さんによる開催報告も是非お読みください。
https://shinsen-kaoru.theblog.me/posts/40681584
次回は10月12日になります。
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