11日の文学フリマでは、西原先生の著作の他に、Poetry Factoryの創設者がオリジナルの詩集&小説作品を出品してくださいました。

作者の水無月(ペンネーム)は、東工大時代のPoetry Factoryのビジネスモデルを創り、詩を愛する心と広く開きたいという想いは今もなお変わらぬ事業の目的となっております。この詩集をご覧いただければ、その原点に触れることも可能かもしれません。是非ご購入ください。

目次

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      S・F・ポリフォニー ……………………………………………………2   

小説

      花とチョコレート   ……………………………………………………34

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作者あとがき

詩は言語のアートだと思っています。アートの根幹にあるのは作り手の内発的動機づけであり、アート制作とは自己の内側と向き合い、作品を通して表出する作業です。自身の想いや価値観、あるいは世界観や好みは、表現の試行錯誤を通じて理解が深まっていくものです。頭で思い描くだけでは表層的な認識にとどまり、形にして初めて分かる自分の内面がたくさんあります。この点において言語芸術である詩も美術や音楽などと変わりません。

『S・F・ポリフォニー』は過去三年くらいのあいだに趣味で書いていた、詩とも呼べなさそうな文章たちが原型です。それらの中から今の自分が好きなものを中心に「SF」というテーマに沿うものを拾い、生成AIのアドバイスをもらいながら再構成していきました。ちなみに「S・F」とはサイエンス・フィクションの略ですが、本作はSとFにそれぞれにいろいろな意味を込めています。たとえばFは「フィクション」であると同時に「ファンタジー」でもあります。 

さて、今回の再構築作業を通して私も自分の内面を再発見できました。たとえばモチーフでは「水(雨)」「夕焼け」「花」、色だと「オレンジ」「青」などが私にとって大事なモチーフのようです。こうした発見があったおかげで、楽しんで作品をつくることができました。

この『S・F・ポリフォニー』が果たして詩集と呼べるものなのか、そもそも詩なのか、正直わかりませんが、個人的に詩はもっと自由でいいと思います。それは内容についてだけでなく、詩の形態、もしくは媒体についてもです。『S・F・ポリフォニー』はオーソドックスな形状である紙媒体の本にしましたが、詩にはもっと別の可能性もあります。百人一首は札の形状で遊ぶものなので、カードゲームに詩を使うとか可能性がありそうな気がします。あと言葉に興味がある友人がいたら、何かプレゼントをする際にさりげなく詩をつくって添えるとかも素敵だなと思います(ただ自作の詩を渡す場合、相手を選んだ方がいいとは思います)。

いささかとりとめもなくなってしまいましたが、このあとがきをご覧になった方が、詩をすこしでも 身近に感じられるようになれば幸いです。

作者あとがきより

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