7月31日に子供食堂を開催致しました。
4組のご家庭の保護者様と、2歳から小学生まで6名にいらしていただきました。スタッフはもちろん、ボランティアさん、見学の方で賑わい、広いと思っていた会場が小さく感じるほどでした。

たくさん本を準備できて良かったです。お子さんだけではなく、保護者の方も本を手に取ったり、百人一首懐かしいとカルタをご覧になっていただけました。ここに私たちの、本や言葉との楽しく自然な出会いの入り口を作りたいという夢への第一歩があると確信しています。

運営としてご助力いただいている神泉薫さんの読み聞かせの時間もありました。
かなり大きな絵本なのですが、お子さんに「魚はどこでしょう?指差してみて!」とエネルギッシュに問いかけ、とても盛り上がっていました。

肝心のご飯は、藤田シェフの担当。
今回の子ども食堂のために、食品衛生責任者の講習を受け、メニュー考案から買い出し、調理まで担当してくださいました。
メニューはカレーでしたが、小さなお子様向けのカレールーを分けて作るほどのこだわりぶり。
子供はもちろん、保護者の方からもおいしかったと声が上がっていました(^-^)


いただきますも、全員でテーブルを囲んでいただきますをしました。いただきますの前は、神泉さんによる朗読タイムです。今回の詩は新美南吉の「明日」という詩でした。

花園みたいにまつてゐる。
祭みたいにまつてゐる。
明日がみんなをまつてゐる。

草の芽
あめ牛、てんと虫。
明日はみんなをまつてゐる。

明日はさなぎが蝶になる。
明日はつぼみが花になる。
明日は卵がひなになる。

明日はみんなをまつてゐる。
泉のやうにわいてゐる。
らんぷのやうに点つてる。


はじめての開催ではありましたが、今までに様々な活動をされている方と交流したり、他の子ども食堂をお手伝いしたり、見学に行ったことが大いに役立ちました。また、渋谷区社協様には、1年ほど前から相談に乗っていただいておりました。運営スタッフ、ボランティアにご参加いただいた方、アドバイスや応援のコメントをいただいた方全ての方にこの場を借りて感謝し、今後さらに良い渋谷文芸食堂の場を作って参ります。

総合的なご案内はこちらです。

https://poetryfactory.jp/shibuya/

また、神泉さんの開催報告もご覧くださいね。

https://shinsen-kaoru.theblog.me/posts/51492432

SNSでもどんどん発信して参ります。

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