庭前の石と雨
本文の表示
木に雨のふりそゝぐのはいゝものだ、
友よ遊びに來給へ、
その木のしたに石を描いて
ふりそゝぐ雨を見るのは更にいゝものだ。
石は丈高くして頭を持ち、
人に似たすがたを持ち
そしてよく立つものが最も奇である。
石はふしぎなものである、
それ故に石みづからが生きると共に
このひろい庭園の木や草を生かしてくれる、
美しくしてくれる。
よく見るがいゝ、 169
そこには石で遠近がつくられてゐる、
山と川とがつくられてゐる。
木に雨のふるのはいゝものだ、
友よ、 石に雨のふるのは更にいゝものだ、
石は濡れてその奇なるすがたをます〓〓奇にする。
わたしはかつて李白の像によく似た石を
見たことがある、
友よ來れ、
石はこの雨をすばらしい詩にしてゐる。
ログインすると、お気に入り登録や選集への追加ができます。
ログインすると、この作品に自分だけに見えるメモを残せます。
庭前の石と雨の談話
疑問や連想、ちょっとした読み方などを気軽に話せます。
まだ投稿はありません。
庭前の石と雨に寄せられた作品
詩から生まれた翻案・イラストや、朗読・解説などの関連リンクを持ち寄れます。
まだ投稿はありません。
批評・感想 0
作品の表現や構成を検討し、根拠を示しながら評価・講評する場所です。
まだ批評・講評はありません。
ログインすると批評・講評を書けます。