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A POEM FOR EACH MONTH
月詩
月詩とは、一か月の出来事や感情を振り返り、その月に残ったものを一篇の詩として記録する創作方法です。
「月の詩」ではありません。読みはげっし。日記のように事実を順番に記録するのではなく、その月に残った出来事・感情・景色・会話から一つの核を選び、自由な形式の詩にします。
ログインすると、あなたの一か月を月詩として残せます。
月詩が結んでいる三つのこと
- 時間の編集30日をそのまま記録せず、忘れたことも含めて一篇に圧縮します。
- 詩による自己記録事実だけでなく、そのときの温度、違和感、比喩まで残せます。
- 同じ月を生きた人との交換同じ一か月が、人によってまったく違う作品になります。積み重なれば、個人の記録であると同時に、複数人による時代の記録になります。
2026年10月の月詩
一夜限りと言わないで
みんなが寝静まった後に 夜通し囁き合った 下らない二人だけの秘密 浮かび上がる南瓜に 縞々のキャンディ 甘い香りに誘われて 星降る夜を駆け抜ける Trick or Treat You're my trickstar 仮装していても分かるように こっそりと決めておいた 誰にも内緒の合言葉 色とりどりのお菓子に 浮足立つ人々
多分、秋だから
赤爪の手指を 螺旋状に伸ばす やがて束になり灯る 道標を残す 妖艶と拒絶を携えて 悲願を餌に朱く すくすくと高く 彼岸を創る 機械頼りの冷風を切って 温い陽気と狭間で揺蕩う 繰り返し微睡んで 涅槃を観るスヌーズ 多分秋だから 悪戯に メランコリッククルーズ
会
ユーハ、ユーハ 私はまだこの部屋に居ないから 鼻を切るのはやめてくれないか 君は用がないの? 16Gのニードルを背中から刺して欲しい ネギを買うなら家で食べてよ あの場所にいるとアトピーが再発する これを無く、しやうた君、色色し 剃り残しが何か伝えてる でもごめんね 点字は読めないんだ
札は右から左へたどれます詩の続きは、札の中を送って読めます
月詩について
月に一度、自分の30日間を振り返る取り組みとして2024年に始まりました。「日記」にちなんで「月詩」と名づけ、対話・創作・朗読・解説を含むワークショップとして続けています。2025年からは、ワークショップの参加者だけでなく広く作品を募り、「月詩+ライナーノーツ+写真」の形で掲載しています。