星(『未収録』収録・同題第2篇)
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星は夢の様に美しくかなしい
星は思ひ出の様になつかしくわびしい
故里を遠くはなれた旅人は星を見れば
故里を思ひ出すだらう――
明り星の出てゐる故里の山を
星の様にやさしく星の様に
うるんだ父母の瞳を……
妹よ!窓をしめてくれ星が流れる星が
妹よ!窓をしめてくれ――又思ひ出してはならぬものを思ひ出すだらうから
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