最後の手紙
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氷になつて
午后一時 A広場のまんなかで消えてしまう。
◉
贈つてもらつた独逸製の目醒し時計の中に隠れるから
燈台の尖へあがつていつて
海の方へ力いつぱい抛つてくれたまへ。
◉
太平洋のまんなかには、ちツちやくて綺麗な魚はゐないだらうか
かならず僕を喰べてほしい、豆になつて跳びこむから。
◉
せツちやん。
君は僕のいふことを聞いてはくれぬ故、僕は以上三ツのいづれかを実行します。では、達者でね。さよなら。
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