月光
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言葉なく月が地上の胸に落つる時、
恰も祈禱する如く、 大地は
有らゆる嘆息の最も白き嘆息を呼吸する。
(月と大地は一の祝福に抱かる!)
そして私は獨り草の上に起ち、
荒廢の美(字宙最大の美ー)をじろじろと眺め廻す。
ああ、 汝の光明で私を洗ひ又洗へ。
私の身體を燃やして靈の焔たらしめよ!
この瞬間に、 私は肉の干渉と
私かに動く豫期せぬ謀反に卒然と打勝つ。
私は啓示、 私は驚異(かう云つても過言であるまい)
空氣と愛をさして鷹の如く飛翔する。
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