水色のランプ
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この誇を傷めまい
あなたの耳朶に搖られて石像はやさしく
葡萄畑におり立たう
にはかに歸る人聲が聞えると
影の人の
夜の會話は吐切れました
顏 美
急使が着いた夢の夜には
はにかみさへも黃金色に輝く
隣人への挨拶も祈りと見せかけ
水色の帽子をかむり直す
エトワアル寺院の繪の前
白 花 束 い
胸衣に想ひつめて
西班牙のカアド切つた
黑猫の卓子
ペルシ料理の夕は
硝子皿にも黃薔薇添へて
日 聖
候鳥よりはやく
聖魚は影のやうな御微行振りで
そのバラの中に住まはれた
舘には不意に黃金色の焰が立つた
失明の民は樹の下に座して
はるかな地に海の水を捧げた
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