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2026年10月の一か月から

多分、秋だから

赤爪の手指を 螺旋状に伸ばす やがて束になり灯る 道標を残す 妖艶と拒絶を携えて 悲願を餌に朱く すくすくと高く 彼岸を創る 機械頼りの冷風を切って 温い陽気と狭間で揺蕩う 繰り返し微睡んで 涅槃を観るスヌーズ 多分秋だから 悪戯に メランコリッククルーズ

同じ2026年10月の月詩

同じ一か月が、ほかの人にはこう残りました。

  • 一夜限りと言わないで

    みんなが寝静まった後に 夜通し囁き合った 下らない二人だけの秘密 浮かび上がる南瓜に 縞々のキャンディ 甘い香りに誘われて 星降る夜を駆け抜ける Trick or Treat You're my trickstar 仮装していても分かるように こっそりと決めておいた 誰にも内緒の合言葉 色とりどりのお菓子に 浮足立つ人々

    小林 広平

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