小林 広平
@meltingpot0919
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MONTHLY POEM
月詩
累計11篇・11か月続いています 連なりを見る →
夜の魔法
何も起こらない退屈な日々 どれを食べても同じ味 鏡の中の鬱屈とした顔 心の底からうんざりする 醜さも曝け出せたなら 暗い未来は変わるのか 無駄に浪費するだけの毎日 右に倣えで知らん顔 抗えぬ自分に嫌気が差して 溜息混じりの苦笑い 卑しい過去を断ち切って 新しい朝がやって来る 月の光に照らされて 夢に向かって飛び跳ねる 満天の星空 光る星屑を散りばめて
愚者の挽歌
高尚である事 誰が決めたのか そんなに素晴らしい事であるのか 関係無いと投げ捨てるには あと少し後ろめたくて 踏まれて尚強し 雑草魂 自己を傷付ける事が 正しいだなんて 何故私であるのかと 思い悩む方が人間らしくて 下を向いた 崇高である事 誰が言ったのか そんなに重要な事であるのか
夜蝶
真夏の匂いを吸い込んで 太陽の光を背に飛び往く鳳蝶 馬渡模様の翼を広げ 勇姿を大きく見せながら 空を見上げれば入道雲が 此方を手招きしている様で 吸い込まれそうな群青に 淡い想いを馳せながら じっと堪えて夜を待つ 夜行性は蛾であると 貴女は意地悪そうに笑うけれど 蛾でもいい 我だからいい 夜の闇に羽ばたく私は 夏夜に輝く一番星
除幕
やり直しに行こう 夢という名の タイムマシーンに乗って 視界は良好だ システム・オールグリーン 原動力は 大好きだって気持ち 誰が何を言おうと関係無いさ だって自分で決めたのだから 願いを叶えよう 希望という名の スペースシップに乗って 最高の船出だ システム・オールグリーン
謝辞
泣いて 泣いて 散々泣き喚いた後に見た 涙で滲んだ夕焼けは まるで魔法でもかけたかの様に キラキラと輝いて この世の物とは思えないくらい 美しかったんだ ありがとう 今まで生きていてくれた自分に 感謝の言葉を添えて
春風の音色
今までの殻を脱ぎ捨てて これからの未来がやってくる さようならではなくて また何処かでと言える様に 只管に前を向いて 声を張り上げるんだ ありがとう 澄んだ瞳で一直線に 目標だけを追い求めて こんにちは 他愛も無い事だけれど その瞬間が愛おしくて 未だに求めて止まないもの
春風
ひらりと一片 桃色の花弁が舞う 宵闇の光となって 迷い人を導く様に 私の中の色が変わる 他愛の無い事 けれども何処か心を惹かれ ひらりと一片 桃色の花弁が舞う ありふれた己が人生の 儚きを記す様に 私の中の色を変える 他愛も無い事 けれども何処か重要そうな
捧ぐ
違うんだよ 違うんだよ そんなつもりじゃないんだよ 否定し続けて明日を塗り替える だけど貴方が頷いてくれなければ 何をしても響かないんだよ そうなんだよ そうなんだよ それだからこそ良いんだよ 肯定の先にある共感を求めて だから貴方が笑ってくれたのなら どんな事も関係ないんだよ どれもが貴方の為の物なんだよ 全てが貴方の為の物なんだよ 後ちょっと勇気が足りないんだ
キラキラ
朝日で白く輝く 冬の結晶は 自らの重みで 葉から滑り落ちる 運命(さだめ)だとしても 強い光を放って 瞬間を生きる 真似をするには 後少し 勇気が足りなくて 見詰めるだけの 平凡な私 手を伸ばしては 諦めるを繰り返し 止め処なく生まれゆく憧れ
求めて止まぬ
良い物 良い物 欲しい物 必要な物 役に立つ物 分からない物 紅く輝く夕暮れに 儚い物悲しさを覚えたのなら 私の心は曇り空 唯一無二の何かを欲し 今日も明日もいつもと似た様な詩を書くんだ 良い物 良い物 欲しい物 大切な物 為になる物 見つからない物 ふと見上げた曇天に 泣き出しそうな情景を描いたのなら 私の心は雨模様 吐く息は白く形を変えて 好きな物を作る事が出来れば良かったのに
宙(そら)に放る
夜空に輝く一番星に 名前を付ける事にした 今夜一番輝いている星に 名前を付けるんだ 一つ見付けては見比べて 一つ見比べては探し回って また一つ輝いた もう一つ輝いた 中々一つに決められやしない どの星も綺麗に輝いている それぞれの美しさがある 一つ一つに物語があって 一つ一つに歴史があって
札は右から左へたどれます詩の続きは、札の中を送って読めます
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