紫蘇

蒲原有明

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黄なる小草とみだれあひ、 紫蘇の葉枯るる色見れば、 なぞも野みちにたたずまれ、 かばかり胸の悲しきや。 わかれし人の面影の ここにもうつるわりなさか、 それにもあらでかかる日に かかる野みちのいたましき。 黄なる小草と、紫蘇の葉と、 この日この野に枯れみだれ、 日は秋に伏す路遠く いづこより曳く愁なるらむ。

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