わたしが竹を

北原白秋

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わたしが竹を愛するのは 陽のちらちらがうれしいのだ。 幽かなは竹、 親しいも竹、 なにかそこらのちらちらが、 蓼や藜を明るくする。 竹はいい、 篁はいい、 奥ぶかいゆゑ、 冷えるゆゑ、 なにかそこらのちらちらが、 蝶や小蟻を明るくする。 わたしが竹を愛するのは このちらちらがうれしいのだ。

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