河
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石の橋 寒く彳んで
わたしは独語する、――おもひぞ屈する河」と
その河ふところ 煤けた没り日をば泛け
灰だみ かき濁る 都会の河
逶迤として眠る河
この河、ま二つにかきわけながら
このゆふべ
遠ざかつてゆく ひとつの白亜の汽艇
(わが胸に消えてゆく ひとつの思惟…)
石の橋 寒く彳んで
わたしは独語する、――河、わたしの内方にも河がある」
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