流離
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わが朝のすずしきこころに
あざやかなる芽生のうすみどり
にがかれど
うれしや沁みきたる
こよなきいそしみをもて
青くしつかなる洋紙をこそのべにけれ
そは巡礼のうたごゑをきくごとき
わがきさらぎの哀調にして
わかれむとするふるき都に
とどまりもえぬ心なり
ああ よく晴れあがりし空のもと
わが旅のをはりにや
小鳥すくみごゑして消えもゆくなり
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