すて石に書きたる詩

室生犀星

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神よ 彼女おもひあがりて め鳩のごとく 小さき胸をいためてあらば はや 逢ふときをすすめたまへ その通ひくる路のべに さく花あらば つつがなく暖かき光のなかに はれやかに咲かしめたまへ ああ 血もて血をしたたむごとく

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