天の一方
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おまへはうつくしい手をもつてゐる
しなやかでゑくぼが浮いてゐる
おまへはそのうつくしい手で
おまへの白い膝や肌をみがく
おまへは飽くこともしらずに
誰の手にもふれずに湯あみをしてゐる
けれどもおまへは誰ともはなしをしない
つかれたときのわたしの瞳の奧で
おまへはたえずほほゑんでゐる
わたしの不機嫌な日も いやな日も
わたしはお前の湯浴みをのぞいてゐる
あきることもなく輝いてゐる
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