不浄の涙

永井荷風

タグを編集・提案

作品の主題・モチーフなど、対象に固有の情報を登録してください。年代・形式・表記・文学運動などの共通分類は登録できません。会員タグの追加と、正式タグの削除は、5人の支持で自動反映されます。

ログインするとタグの追加・削除を提案できます。

われ父をうしなひし時 人々は厳にして清き父の名の下に みだりに汚れたるわが名を連ねはやしき。 人々よ。われをな咎めそ。 われ父の死に臨みて人々の如くに たやすくすみやかに声たかく 哭くこと能はざりしを。 われはあまりにおそれたるなり。 あしき藝術の夢にふけりて 馴れし不浄の心をもて みだりにほしいまゝに 父の死を悼まんことを われはあまりにおそれたるなり。 「救の主イヱスよ。 おん身を愛せとや。 そはあまりに畏れ多し。 われいかでか敢てし得べき。 今更おん身を愛することを……。」 思出づ。ヴヱルレーヌが詩のひとくだり。 われは悔恨のひと屋の中に 唯ひとり忍び音の 外に漏れんことをおそる。 Seigneur, c'est trop ! Vraiment je n'ose……

ログインすると、この作品に自分だけに見えるメモを残せます。

批評・感想 0

作品の表現や構成を検討し、根拠を示しながら評価・講評する場所です。

まだ批評・講評はありません。

不浄の涙の談話

疑問や連想、ちょっとした読み方などを気軽に話せます。

まだ投稿はありません。

話題を投稿する

不浄の涙に寄せられた作品

詩から生まれた翻案・イラストや、朗読・解説などの関連リンクを持ち寄れます。

まだ投稿はありません。

この詩に作品を寄せる