風呂
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なないろ光線のげんわくのあとにあんこくのさくれつとなる
小気味よい世紀末がきたなら
おれたちふたりは
灰色のだぶだぶの服をきて
べろべろ笑ひの笛をふき
手に手に琥珀の椀を持ち
をんなといふをんなの
みわくの動脈から
いつはりのぶどう酒を
いつぱいづつ貰つてあるかうよ
いつぱいづつ
貰つて歩かうよ
さあみんなこい
みんなこい
さあみんなこい
みんなこい
にごつたぶどう酒の
千人風呂にひたつて
そして男たちは魂の傷ぐちを洗はう
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