淡月梨花の歌
本文の表示
こはこれわが未だをとめなりし頃のうつし繪なり。さらば、げに君にこそはおくらめ。をかしき姿をな笑ひそ。ゆめ、人にな示しそ。心せよ、わが片身なるものを。かく言ひて、人のひそかにわれに與へたるひとひらの紙の上には、手に團扇もちて立てる舞姫姿の君ありき。ながめ入りつつ、さてわが言ひ出でし言葉は癡にして歌に似たりき。
かなしく白くうつくしく
わが心こそそぞろなれ。
あはでむなしく過ぎにける
汝がむかしこそ憾なれ。
夕月あはき梨花にして
汝が立てるこそ切なけれ。
ああかかる日に君をみて
かたりし人ぞ嫉ましき。
ログインすると、お気に入り登録や選集への追加ができます。
ログインすると、この作品に自分だけに見えるメモを残せます。
淡月梨花の歌の談話
疑問や連想、ちょっとした読み方などを気軽に話せます。
まだ投稿はありません。
淡月梨花の歌に寄せられた作品
詩から生まれた翻案・イラストや、朗読・解説などの関連リンクを持ち寄れます。
まだ投稿はありません。
批評・感想 0
作品の表現や構成を検討し、根拠を示しながら評価・講評する場所です。
まだ批評・講評はありません。
ログインすると批評・講評を書けます。