鳥なき里

島崎藤村

タグを編集・提案

作品の主題・モチーフなど、対象に固有の情報を登録してください。年代・形式・表記・文学運動などの共通分類は登録できません。会員タグの追加と、正式タグの削除は、5人の支持で自動反映されます。

ログインするとタグの追加・削除を提案できます。

鳥なき里の蝙蝠や 宗助鍬をかたにかけ 幸助網を手にもちて 山へ宗助海へ幸助 黄瓜花さき夕影に 蝉鳴くかなた桑の葉の 露にすゞしき山道を 海にうらやむ幸助のゆめ 磯菜遠近砂の上に 舟干すかなた夏潮の 鰺藻に響く海の音を 山にうらやむ宗助のゆめ かくもかはれば變る世や 幸助鍬をかたにかけ 宗助網を手にもちて 山へ宗助海へ幸助 霞にうつり霜に暮れ たちまち過ぎぬ春と秋 のぞみは草の花のごと 砂に埋れて見るよしもなし さながらそれも一時の 胸の青雲いづこぞや かへりみすれば跡もなき 宗助のゆめ幸助のゆめ ふたゝび百合はさきかへり ふたゝび梅は青みけり 深き緑の樹の蔭を 迷うて歸る宗助幸助

ログインすると、この作品に自分だけに見えるメモを残せます。

批評・感想 0

作品の表現や構成を検討し、根拠を示しながら評価・講評する場所です。

まだ批評・講評はありません。

鳥なき里の談話

疑問や連想、ちょっとした読み方などを気軽に話せます。

まだ投稿はありません。

話題を投稿する

鳥なき里に寄せられた作品

詩から生まれた翻案・イラストや、朗読・解説などの関連リンクを持ち寄れます。

まだ投稿はありません。

この詩に作品を寄せる