寂寥(『泣菫詩抄』収録)

薄田泣菫

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とのゐやつれの雛星は、 まぶしたゆげにまたたきつ、 竹柏の老木は寢おびれて 夢さわがしく息づきぬ。     夜はもなか、     吾ひとり、 かすかに物のけはひして、 ささやく心地、さびしさの 香にほのめきて身にぞしむ。

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