淫心

高村光太郎

タグを編集・提案

作品の主題・モチーフなど、対象に固有の情報を登録してください。年代・形式・表記・文学運動などの共通分類は登録できません。会員タグの追加と、正式タグの削除は、5人の支持で自動反映されます。

ログインするとタグの追加・削除を提案できます。

をんなは多淫 われも多淫 飽かずわれらは 愛慾に光る 縦横無礙の淫心 夏の夜の むんむんと蒸しあがる 瑠璃黒漆の大気に 魚鳥と化して躍る つくるなし われら共に超凡 すでに尋常規矩の網目を破る われらが力のみなもとは 常に創世期の混沌に発し 歴史はその果実に生きて その時劫を滅す されば 人間世界の成壌は われら現前の一点にあつまり われらの大は無辺際に充ちる 淫心は胸をついて われらを憤らしめ 万物を拝せしめ 肉身を飛ばしめ われら大声を放つて 無二の栄光に浴す をんなは多淫 われも多淫 淫をふかめて往くところを知らず 万物をここに持す われらますます多淫 地熱のごとし 烈烈―― 大正三・八

ログインすると、この作品に自分だけに見えるメモを残せます。

批評・感想 0

作品の表現や構成を検討し、根拠を示しながら評価・講評する場所です。

まだ批評・講評はありません。

淫心の談話

疑問や連想、ちょっとした読み方などを気軽に話せます。

まだ投稿はありません。

話題を投稿する

淫心に寄せられた作品

詩から生まれた翻案・イラストや、朗読・解説などの関連リンクを持ち寄れます。

まだ投稿はありません。

この詩に作品を寄せる