譬喩
本文の表示
主は讚むべき哉、無明の闇や、憎多き
今の世にありて、われを信徒となし給ひぬ。
願はくは吾に與へよ、力と沈勇とを。
いつまでも永く狗子のやうに從ひてむ。
生贄の羊、その母のあと、從ひつつ、
何の苦もなくて、牧草を食み、身に生ひたる
羊毛のほかに、その刻來ぬれば、命をだに
惜まずして、主に奉る如くわれもなさむ。
また魚とならば、御子の頭字象りもし、
驢馬ともなりては、主を乘せまつりし昔思ひ、
はた、わが肉より穰ひ給ひし豕を見いづ。
げに末つ世の反抗表裏の日にありては
人間よりも、畜生の身ぞ信深くて
心素直にも忍辱の道守るならむ。
ログインすると、お気に入り登録や選集への追加ができます。
ログインすると、この作品に自分だけに見えるメモを残せます。
譬喩の談話
疑問や連想、ちょっとした読み方などを気軽に話せます。
まだ投稿はありません。
譬喩に寄せられた作品
詩から生まれた翻案・イラストや、朗読・解説などの関連リンクを持ち寄れます。
まだ投稿はありません。
批評・感想 0
作品の表現や構成を検討し、根拠を示しながら評価・講評する場所です。
まだ批評・講評はありません。
ログインすると批評・講評を書けます。