郵便やさん
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寝坊した朝のこと
裏の井戸端で歯をみがいていると
むこうの
部落から出て来た
あかい自転車が眼にとまった
自転車は畑途をまがりくねって
こちらにむかってやって来るのだ
いつもはあべこべにこちらを先に廻って
それからむこうの
部落へ
まがりくねって行く筈なのにと
ぼくは、そうおもいながら
あかい自転車を見ていると
いつもの郵便屋さんとは
人がちがっていた。
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