ホーム月詩2026年3月

2026年3月の一か月から

春風

ひらりと一片 桃色の花弁が舞う 宵闇の光となって 迷い人を導く様に 私の中の色が変わる 他愛の無い事 けれども何処か心を惹かれ ひらりと一片 桃色の花弁が舞う ありふれた己が人生の 儚きを記す様に 私の中の色を変える 他愛も無い事 けれども何処か重要そうな 春の香りに誘われて 顔を出した小さな生命 見つけた事が嬉しくて 心の隅に留め置く 私の中で色が混ざる 季節の便りを運ぶ春風を感じ 積み重ね行く事の尊きを知る 呼吸をする事と同じであるのだ

ライナーノーツ

何気ない事の積み重ねで己を形成していき、何気ない事の積み重ねが生きるという事である。
春風が運んでくる何気ない事から、それに気付き想いを馳せる。
そういう詩です。
どうぞ宜しくお願い致します。

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