無題
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光り玉しく露滿ちて
百合花も薔薇も蘭も
馨りあふるゝ園あらば
君が踏み行く路とせむ。
流るゝ花を誘ひては
海原遠く香をはこぶ
清き野中の川あらば
君がかゞみの水とせむ。
夕の空に現はれて
微笑める光に塵の世を
慰めてらす星あらば
君がかざしの珠とせむ。
清くたふとく汚なく
戀も涙も憐みも
みつるやさしの胸あらば
君が心の宿とせむ。
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