あらし(七月十九日)

福士幸次郎

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何人も感じない このボヘミアンの心 すぐれた饑ゑを感じながら 歩くのである ふきつのる夜明け方の嵐に 自分は涙を感じる ぐるりの林は狂亂してるからだ 頭ごなしにざわだつて 西と東に吹き廻されるからだ 自分はこの涙ある力を いつぱいに感じながら 歩いて行くのである すぐれた饑ゑを感じながら あるいて行くのである

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