窓から(十一月)
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死ぬるを忘れた青い鳥の羽
軟い光はガラス窓を廻り
閃く林の黄色い日
落した直覺の跡を微笑み
机の香ひを嗅いで、輕く打つ時
羽擦り合せる樹の上の鳥!
歡喜のさとさで漁るに速い
其の嘴を逸し給へ
貪婪な睡眠者の樹身の蟲!
温く軟い冬眠の歌
空から落ちた神話の巨人も
此の軟い歡喜を見たらうか
廻れ、廻れ、羽蟲の群
透明な羽の香ふままに……
古い花にも似て空氣の光るのを
小歌をあげて烟の立行くままに
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