月蝕皆既

萩原朔太郎

タグを編集・提案

作品の主題・モチーフなど、対象に固有の情報を登録してください。年代・形式・表記・文学運動などの共通分類は登録できません。会員タグの追加と、正式タグの削除は、5人の支持で自動反映されます。

ログインするとタグの追加・削除を提案できます。

みなそこに魚の哀傷、 われに涙のいちじるく、 きみはきみとて、 ましろき乳房をぬらさむとする。 この日ごろつかふことなく、 ひさしくわれら靈智にひたる、 すでに長き祈祷ををへ、 いまみれば月も皆既なり、 魚の性はせんちめんたる、 みよ、うみはみどりをたたへ、 肉青らみ、 いんいんとして二人あひ抱く、 齒と齒と合し、 手は手をつがひ、 もつれつつからまりにつつ、 いんよくきはまり、 魚の浪におよぎて、 よるの海に青き死の光れるをみる。

ログインすると、この作品に自分だけに見えるメモを残せます。

批評・感想 0

作品の表現や構成を検討し、根拠を示しながら評価・講評する場所です。

まだ批評・講評はありません。

月蝕皆既の談話

疑問や連想、ちょっとした読み方などを気軽に話せます。

まだ投稿はありません。

話題を投稿する

月蝕皆既に寄せられた作品

詩から生まれた翻案・イラストや、朗読・解説などの関連リンクを持ち寄れます。

まだ投稿はありません。

この詩に作品を寄せる