不開の間
本文の表示
花吹雪
まぎれに
さそはれて
いでたまふ
館の姫
蝕める
古梯
眼の前に
櫓だつ
不開の間
香の物
焚きさし
採火女めく
影動き
きえにけり
夢の華
處女の
胸にさき
きざはしを
のぼるか
諸扉
さと開く
風のごと
くらやみに
誰ぞあるや
色蒼く
まみあけ
衣冠して
束帶の
人立てり
思ふ今
いけにへ
百年を
人柱
えも朽ちず
年若き
つはもの
戀人を
持ち乍ら
うめられぬ
怪し瞳
炎に
身は燃えて
死にながら
輝ける
何しらん
禁制
姫の裾
なほ見えぬ
扉とづ
白壁に
居る蟲
春の日は
うつろなす
暮れにけり
ログインすると、お気に入り登録や選集への追加ができます。
ログインすると、この作品に自分だけに見えるメモを残せます。
不開の間の談話
疑問や連想、ちょっとした読み方などを気軽に話せます。
まだ投稿はありません。
不開の間に寄せられた作品
詩から生まれた翻案・イラストや、朗読・解説などの関連リンクを持ち寄れます。
まだ投稿はありません。
批評・感想 0
作品の表現や構成を検討し、根拠を示しながら評価・講評する場所です。
まだ批評・講評はありません。
ログインすると批評・講評を書けます。