十月の都会風景

北原白秋

タグを編集・提案

作品の主題・モチーフなど、対象に固有の情報を登録してください。年代・形式・表記・文学運動などの共通分類は登録できません。会員タグの追加と、正式タグの削除は、5人の支持で自動反映されます。

ログインするとタグの追加・削除を提案できます。

十月、 大都会東京の午後一時二時、 日光がばかに白かつた、立体的で。 市民は高層なビルヂングの近景を、 いつもの通り右往左往してゐた、豆のやうに、 紅や青や紫や、パラソルの花、花、花、 自動車は疾駆した、旋廻した、昆虫の騒乱。 俺は空想した。ああ、この瞬間。 カーキ色の飛行船が爆発した、空の遥かで。 ぷすとただ光つて消えた点、――人、人、人。 十月、 誇張すると天を摩す屋上庭園の酒卓で 俺は古風な遠眼鏡を引伸ばしながら、 いつか失くした童心を探索してゐる。

ログインすると、この作品に自分だけに見えるメモを残せます。

批評・感想 0

作品から読み取ったことや、自分の中に生まれた感覚をまとまった文章で残す場所です。

まだ解釈・感想はありません。

十月の都会風景の談話

疑問や連想、ちょっとした読み方などを気軽に話せます。

まだ投稿はありません。

話題を投稿する

十月の都会風景に寄せられた作品

詩から生まれた翻案・イラストや、朗読・解説などの関連リンクを持ち寄れます。

まだ投稿はありません。

この詩に作品を寄せる