角を吹け
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わが佳耦よ、いざともに野にいでて
歌はまし、水牛の角を吹け。
視よ、すでに美果実あからみて
田にはまた足穂垂れ、風のまに
山鳩のこゑきこゆ、角を吹け。
いざさらば馬鈴薯の畑を越え
瓜哇びとが園に入り、かの岡に
鐘やみて蝋の火の消ゆるまで
無花果の乳をすすり、ほのぼのと
歌はまし、汝が頸の角を吹け。
わが佳耦よ、鐘きこゆ、野に下りて
葡萄樹の汁滴る邑を過ぎ、
いざさらば、パアテルの黒き袈裟
はや朝の看経はて、しづしづと
見えがくれ棕櫚の葉に消ゆるまで、
無花果の乳をすすり、ほのぼのと
歌はまし、いざともに角を吹け、
わが佳耦よ、起き来れ、野にいでて
歌はまし、水牛の角を吹け。
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