ほのかなる蝋の火に

北原白秋

タグを編集・提案

作品の主題・モチーフなど、対象に固有の情報を登録してください。年代・形式・表記・文学運動などの共通分類は登録できません。会員タグの追加と、正式タグの削除は、5人の支持で自動反映されます。

ログインするとタグの追加・削除を提案できます。

いでや子ら、日は高し、風たちて 棕櫚の葉のうち戦ぎ冷ゆるまで、 ほのかなる蝋の火に羽をそろへ 鴿のごと歌はまし、汝が母も。 好き日なり、媼たち、さらばまづ 祷らまし賛美歌の十五番、 いざさらば風琴を子らは弾け、 あはれ、またわが爺よ、なにすとか、 老眼鏡ここにこそ、座はあきぬ、 いざともに祷らまし、ひとびとよ、 さんた・まりや。さんた・まりや。さんた・まりや。 拝めば香炉の火身に燃えて 百合のごとわが霊のうちふるふ。 あなかしこ、鴿の子ら羽をあげて 御龕なる蝋の火をあらためよ。 黒船の笛きこゆいざさらば ほどもなくパアテルは見えまさむ、 さらにまた他の燭をたてまつれ。 あなゆかし、ロレンゾか、鐘鳴らし、 まめやかに安息の日を祝ぐは、 あな楽し、真白なる羽をそろへ 鴿のごと歌はまし、わが子らよ。 あはれなほ日は高し、風たちて 棕櫚の葉のうち戦ぎ冷ゆるまで、 ほのかなる蝋の火に羽をそろへ 鴿のごと歌はまし、はらからよ。

ログインすると、この作品に自分だけに見えるメモを残せます。

批評・感想 0

作品の表現や構成を検討し、根拠を示しながら評価・講評する場所です。

まだ批評・講評はありません。

ほのかなる蝋の火にの談話

疑問や連想、ちょっとした読み方などを気軽に話せます。

まだ投稿はありません。

話題を投稿する

ほのかなる蝋の火にに寄せられた作品

詩から生まれた翻案・イラストや、朗読・解説などの関連リンクを持ち寄れます。

まだ投稿はありません。

この詩に作品を寄せる