雪と狩猟者
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呼んでゐた、雪は雪を、幽かに。
紫の空であつた――曇つた。
わたしはさがしてゐた。日の在処を、
日は円くぼやけてゐた、あどけなかつた。
わたしせつないわ、と、女が言つた。
こんなコルセット、子供のぢやなくつて。
僕も困るよ、こんな帽子は、
こんな玩具の猟銃で射てるものかい。
新しかつた、雪は雪と、匂つて、
ちかちかと、光つたり、消えたりして。
みんなまだ、ねんねえなのだ、立春の沼に、
鸛の雛の笑ふやうな声もするのだ。
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