雪もよい

高祖保

タグを編集・提案

作品の主題・モチーフなど、対象に固有の情報を登録してください。年代・形式・表記・文学運動などの共通分類は登録できません。会員タグの追加と、正式タグの削除は、5人の支持で自動反映されます。

ログインするとタグの追加・削除を提案できます。

寒い。 わかい歯科医のもとへ 一句 「歯石はづす 夜の皓さに 睫毛鳴る」とかき送つて その夜、まつしろいものに埋つて寝た。 寒い。 青い視野の奥のはうで 鵞ペンは、わたしの鵞ペンは寝たやうだ 行燈まがひの卓上電気も もはや 眠つたらしい それから わたしの子供も 句帖も。 ところで のこつた、眠らないのがただひとつ 膨らんで阿呆のやうな、きたならしい、このひだりの胸の哀求律。 寒い。 夜のからんからんに乾いた空気の、その底で うつかり 咳をとりおとすと 発止! それは青く火を発して 鳴つた。

ログインすると、この作品に自分だけに見えるメモを残せます。

批評・感想 0

作品の表現や構成を検討し、根拠を示しながら評価・講評する場所です。

まだ批評・講評はありません。

雪もよいの談話

疑問や連想、ちょっとした読み方などを気軽に話せます。

まだ投稿はありません。

話題を投稿する

雪もよいに寄せられた作品

詩から生まれた翻案・イラストや、朗読・解説などの関連リンクを持ち寄れます。

まだ投稿はありません。

この詩に作品を寄せる