百合を掘る
本文の表示
百合掘ると 唐鍬をかたぎつ
ひと恋ひて 林に行けば
濁り田に 白き日輪
くるほしく うつりゆれたる
友らみな 大都のなかに
入学の 試験するらん
われはしも 身はうち疾みて
こゝろはも 恋に疲れぬ
森のはて いづくにかあれ
子ら云へる 声ほのかにて
はるかなる 地平のあたり
汽車の音 行きわぶごとし
このまひる 鳩のまねして
松森の うす日のなかに
いとちさき 百合のうろこを
索めたる われぞさびしき
ログインすると、お気に入り登録や選集への追加ができます。
ログインすると、この作品に自分だけに見えるメモを残せます。
百合を掘るの談話
疑問や連想、ちょっとした読み方などを気軽に話せます。
まだ投稿はありません。
百合を掘るに寄せられた作品
詩から生まれた翻案・イラストや、朗読・解説などの関連リンクを持ち寄れます。
まだ投稿はありません。
批評・感想 0
作品の表現や構成を検討し、根拠を示しながら評価・講評する場所です。
まだ批評・講評はありません。
ログインすると批評・講評を書けます。