〔僧の妻面膨れたる〕

宮沢賢治

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僧の妻面膨れたる、      飯盛りし仏器さゝげくる。 (雪やみて朝日は青く、    かうかうと僧は看経。) 寄進札そゞろに誦みて、    僧の妻庫裡にしりぞく。 (いまはとて異の銅鼓うち、  晨光はみどりとかはる。)

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