鐘鳴りぬ
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聽け
鐘鳴りぬ
聽け
つねならぬ鐘鳴りいでぬ
かの鐘鳴りぬ
いざわれはゆかん
おもひまうけぬ日の空に
ひびきわたらふ鐘の音を
雞鳴か五曉かしらず
われはゆかん さあれゆめ
ゆるがせに聽くべからねば
われはゆかん
牧人の鞭にしたがふ仔羊の
足どりはやく小走りに
路もなきおどろの野ずゑ
露じもしげきしののめを
われはゆかん
ゆきてふたたび歸りこざらん
いざさらばうかららつねの
日のごとくわれをなまちそ
つねならぬ鐘の音聲
もろともに聽きけんをいざ
あかぬ日のつひの別れぞ わがふるき日のうた――
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