山峽口占

三好達治

タグを編集・提案

作品の主題・モチーフなど、対象に固有の情報を登録してください。年代・形式・表記・文学運動などの共通分類は登録できません。会員タグの追加と、正式タグの削除は、5人の支持で自動反映されます。

ログインするとタグの追加・削除を提案できます。

晩霞散じつくし ほの黄なる燈火點ず かの山もとに錯落とおける藁屋根 あまさかる鄙のほそ路 ほとほとにきはまるなべに よりあひていく世をか經し あやしげのくさびらめける そのかずもともしふる屋根 そをめぐりけぶる竹藪―― 風落ち 蟲のこゑしじにおこりて 山なべて黝みをはりぬ 寂寞とひと日暮れゆく あはれそのかの山もとゆ なほひとたび やがてふたたび のびらかに牛のこゑ谺しよばふ 世のほかのかかる人の世 いまははや闇にとざして 燈火のひとつ殘りぬ をりからや客舍の窓に われひとり襟をつくろひ 萬象のかくもひそかに蕭然たる 情感のふかきに已に堪へざらんとす

ログインすると、この作品に自分だけに見えるメモを残せます。

批評・感想 0

作品から読み取ったことや、自分の中に生まれた感覚をまとまった文章で残す場所です。

まだ解釈・感想はありません。

山峽口占の談話

疑問や連想、ちょっとした読み方などを気軽に話せます。

まだ投稿はありません。

話題を投稿する

山峽口占に寄せられた作品

詩から生まれた翻案・イラストや、朗読・解説などの関連リンクを持ち寄れます。

まだ投稿はありません。

この詩に作品を寄せる