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室生犀星

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おれがいつも詩をかいてゐると 永遠がやつて来て ひたひに何かしらなすつて行く 手をやつて見るけれど すこしのあとも残さない素早い奴だ おれはいつもそいつを見ようとして あせつて手を焼いてゐる 時がだんだん進んで行く おれの心にしみを遺して おれのひたひをいつもひりひりさせて行く けれどもおれは詩をやめない おれはやはり街から街をあるいたり 深い泥濘にはまつたりしてゐる

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