危険な猟師
本文の表示
この猟師は獲物のない
いらいらとした猟師です
火をつけた火繩をぶんぶん廻しながら
街をいそがしく歩きまはる
弱虫で向ふ見ずで臆病でなまけものの若い猟師です
だんだん
だんだん
火繩の火がもえ移つて親指に密着くと
あわてて口火をつけるのです
それが劇場の人ごみの中でも
手応へのない澄んだ碧空へでも
自分の咽喉笛へでも
その筒口の向いたところ
いきあたりばつたり火蓋をきる
まことに、まことに
若い危険な猟師である
きまぐれな猟師である
ログインすると、お気に入り登録や選集への追加ができます。
ログインすると、この作品に自分だけに見えるメモを残せます。
危険な猟師の談話
疑問や連想、ちょっとした読み方などを気軽に話せます。
まだ投稿はありません。
危険な猟師に寄せられた作品
詩から生まれた翻案・イラストや、朗読・解説などの関連リンクを持ち寄れます。
まだ投稿はありません。
批評・感想 0
作品の表現や構成を検討し、根拠を示しながら評価・講評する場所です。
まだ批評・講評はありません。
ログインすると批評・講評を書けます。