冬夜微吟

佐藤春夫

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人しづまりて 風なごみぬ 燈と こころと 古となりぬ。 告げよ 何者ぞ、 古より來り われを今過り 後に行く あはれ たぎる湯のごとく 樂しいかな わが冬の夜。 ――つがれたる炭の 灰となりゆく間。

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