寂寞
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僕はそこここの植物の魔法のやうな色どりに
氣の弱いうすい情熱をひそめて行かう
身體中についてゐた音と影を
すき透るやうにふるひ落してしまつて
雜木林や畑のしめつた大氣にしたしみ
青青とした五時頃の靄を感じ
この地球がより深みへ廻り來り
よりやはらかな氣流に塗りかへられて
大きいエネルギーをたつぷりあびてゐる時に
空氣の笛をそつとふいて
どこまでも村村をつきぬけよう。
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