眼
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眼よ、眼よ、不思議な眼よ。
赤ん坊の眼の動かぬ時の凄さ
充ち滿ちて溢れるものに迷ふ畏怖の眼だ。
何かゞ赤ん坊を内から動かしてゐる氣がして來る。その眼!
眠りから覺めた時によくする
苦るし相な目、生氣に滿ちたあの悲しい眼!
自分は眼を閉ぢ度くなる
あゝ眼、眼を造つたものは何だ。
寂しい處で眼を造つたものがあるのだ。
優しくしたり、恐くしたり、その眼に生氣を與へる者があるのだ。
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