闇と光
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暗夜の中に光りはめぐる
暖に、氣丈夫に
生命の火は勢よく燃える。
地を撲つ雨の烈しい時に、
火は衰へて沈み行き
火の壯なる時、雨は衰へ
烈しき雨とめぐる火と
明滅する刹那
闇の中に美くしく濡れて立つ何本の木を見る。
靜かな光りが梢に蛇のやうにまつはつて居る。
自分は雨戸を貫いて木と相面したやうに感じる。
光りの座の上に相抱いたやうに感じる。
あゝ氣がつけば相撲ち、明滅する
闇と光りの美くしさ
雨よ降れ、火よ燃えよ
光りを生む爲め永劫に衰へるな。
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