大笑ひ

薄田泣菫

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梟が水を泳ぐなら、 海鼠が山へのぼるなら、 鼹鼠が唄をうたふなら、 お道化眼鏡を覗くより、 なんぼうそれが可笑しかろ。 梟は水に沈まうし、 海鼠は路で滑らうし、 鼹鼠は唄をどもらうし、 その可笑しさに神樣も お腹抱へて笑はれう。

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