雁と燕
本文の表示
北と南の海越えて
都へまゐる仲ながら、
噂にのみでつひぞまだ
見もせぬ雁とつばくらめ。
いつかは花のさくら木の
咲いた小枝で北海の
はなしを聞こと思へども、
さて折がないつばくらめ。
いつかは枯れた葦はらの
水のほとりで南國の
噂しようと思へども、
さて折がない雁の鳥。
いつかいつかと來るたびに
思はぬことはないけれど、
ことしもつひぞ逢はれずに
つばめは南、雁は北。
ログインすると、お気に入り登録や選集への追加ができます。
ログインすると、この作品に自分だけに見えるメモを残せます。
雁と燕の談話
疑問や連想、ちょっとした読み方などを気軽に話せます。
まだ投稿はありません。
雁と燕に寄せられた作品
詩から生まれた翻案・イラストや、朗読・解説などの関連リンクを持ち寄れます。
まだ投稿はありません。
批評・感想 0
作品から読み取ったことや、自分の中に生まれた感覚をまとまった文章で残す場所です。
まだ解釈・感想はありません。
ログインすると解釈・感想を書けます。