萌芽

山之口貘

タグを編集・提案

作品の主題・モチーフなど、対象に固有の情報を登録してください。年代・形式・表記・文学運動などの共通分類は登録できません。会員タグの追加と、正式タグの削除は、5人の支持で自動反映されます。

ログインするとタグの追加・削除を提案できます。

空家のやうにがらんとしてゐる夜である 誰かそこにゐて これがあるか といふやうに 小指を僕に示して見せる相手があるならば ないんだよ と即答出來る自信で僕の胸はいつぱいなのである 蟹の眼のやうに僕は眼をとんがらせて夜ぢゆう小指のシノニムを夢見てゐる 公設市場で葱を指ざしてゐたあの女 追ひついて行つて横目で見てやつたときのあの女 女や女を または女を思ひ出しながら 僕は夢見てゐる 今度といふ今度こそは女をみつけ次第 その場にひざまづいて僕は一言さゝげたいのである 女さまよ と

ログインすると、この作品に自分だけに見えるメモを残せます。

批評・感想 0

作品の表現や構成を検討し、根拠を示しながら評価・講評する場所です。

まだ批評・講評はありません。

萌芽の談話

疑問や連想、ちょっとした読み方などを気軽に話せます。

まだ投稿はありません。

話題を投稿する

萌芽に寄せられた作品

詩から生まれた翻案・イラストや、朗読・解説などの関連リンクを持ち寄れます。

まだ投稿はありません。

この詩に作品を寄せる